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column −その時、その時思っていることを書きます   

 横浜FC−なぜ応援するか       (2002/12/24)

 1.横浜フリューゲルス

 やっぱりサイトを作る以上はカミングアウトをする必要があるのかと(笑)。

元々は横浜フリューゲルスのサポーターではありました。しかしそれは、特定選手の
ファンというものではなく、ゾーンプレスに魅かれたわけではなく、純粋にメジャーな
日産より知名度が劣る全日空の方が応援しがいがあるから、といった程度の理由
です。私は元々メジャーに対する強いアンチテーゼを持っていて、常に少数派を応
援する傾向があります。だからプロ野球は広島カープのファン。広島という町自体は
特に意識したことはありませんが。

  フリューゲルス・・・・サポだったとはいえ試合も熱心に観戦した覚えがあまりありま
せん。試合を見るのは年に3回くらい。好きな選手はゴールを上げられないけれども
熱い動きをする服部浩紀とスーパーセーブを連発する楢崎正剛・・その程度です。 

 2.川崎フロンターレ

  そんな私でしたが96年、一つの転機が訪れます。富士通が自ら保有するチームを
法人化してJリーグを目指すと言う発表−川崎フロンターレの誕生。すでにバブルは弾
け、Jリーグ各チームの観客動員数が大幅に落ち込む中、いまさらながら挑戦する心
意気、これにより私の応援対象チームは変わりました。

 試合の興味はJリーグからJFL(当時)へ。観客数は2000人前後と人気薄のフリュー
ゲルスと比べても圧倒的に少なく、それでも強力なメンバーをそろえて連勝を続けるチー
ムを見に等々力には通いつめました。
 チームは強かったのですが、連敗することも多く、96年、97年と1ポイント差で昇格を
逃します。しかし98年ついに2位でシーズン終了、アビスパ福岡との入れ替え戦に全神
経をかけ、博多の森球技場に乗り込みます・・・が結果は負け。試合後、博多の屋台で
ラーメンを食べているときには涙が止まりませんでした。負けるということがこれほど悔しい
と感じたことは、過去に経験がなく、また現在にいたるまで同様の思いをしたことはあり
ません。そしてその98年、フリューゲルスサポーター全員を地獄へ叩き落した事件が起
こります。

 3.横浜FC

  横浜フリューゲルスの消滅、マリノスへの吸収合併が発表されたのは博多の参入決
定戦の少し前、あと数試合でリーグ戦が終了するという頃です。フリューゲルスを応援し
ていた私もかなり驚きましたが既に参入決定戦への挑戦権を獲得することに集中してい
た私には一種の他人事の雰囲気はありました。(この気持ちは非常に表現しづらいもの
があります。)リーグ戦終盤の頃から等々力に残留運動の署名活動をしたフリューゲルス
サポーターが多く現れ、それに呼応したフロンターレサポ、対戦相手サポも熱心に集まり
ましたが私自身は署名以外はフリューゲルス存続の為に積極的に動いてはいません。

  年が明けた99年、いきなり新チームが出来ました。リトバルスキを監督に、奥寺康彦
をGMにした体制もすごかったのですがフリューゲルスの吸収発表からわずか2ヶ月で会
社組織を立ち上げ、社会人1種委員会まで持って行き、JFL参入までこぎ付けた行動力
に脱帽しました。このチームを見て見たい、その気持ちは熱くなり、以後、フロンターレと
同一リーグに所属する2001年までは両方の試合をホームアウェイにかかわらず、スタジ
アムにいきました。フロンターレは積極的にナイターを行うチームでスタジアムを変えての
ダブルヘッダー観戦は容易でした。川崎がJ1に昇格し、試合が土曜日になった2000年
はさらに楽になり、観戦した試合も年に100試合前後まで膨れ上がります。

 4.そして今

  上記の経過から見てわかるとおり、私はフリューゲルスサポーターだから横浜FCサポ
になったというわけではありません。市民チームだからというわけでもありません。絶対あ
きらめない気持ちを持ち続け、執念を燃やしながら挑戦するその姿勢に共感している、と
言ったほうがいいかもしれません。それはマリノスに対するフリューゲルス、フリューゲルス
に対するフロンターレ、フロンターレに対する横浜FCといった構造にも現れます。好きなん
ですよ。「挑戦」という言葉が。磐田や鹿島が勝つのは単なる予定調和です。しかし「いつか」
を夢見てそれに挑む姿勢を私は何よりも美しいと思うし見守りたいと考えています。非常に
つらいチーム状況でありますが、5年10年20年30年と、チームが続くのであればその姿
を見届けたいですね。極端な話私が死ぬまでにJ1昇格、孫の代でJ1優勝、そんなものでも
いいと思っています。弱気すぎる?ヨーロッパでは創立80年目にして初の一部昇格なんて
チームはいくらでもあるのですよ。いいじゃあありませんか。応援とはそんなものだと思います。

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