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 横浜FC−稚拙すぎる運営組織       (2003/10/03)

 スポーツ医学センターで行われたサポートミーティングに行ってきた。今週になってい
きなり掲示されたので日程のやりくりが大変だった。18時30分に新横浜って・・。非
常に参加難易度高い会議だと思うが。
 会社の残業をすべて放棄して定時退社後直行。ギリギリ間に合う。この熱意をもう少し
仕事に向けられればと自分でも思っている。はあ。

 参加した感想。予想はしていたが、その予想をはるかに上回る茶番だった。多分、サポ
のガス抜き程度のつもりだろうと考えていたのだが、これじゃあ・・やらないほうがまし
か、やったことは意味があるのか。私には判断できない。

 無責任、というより稚拙といったほうがいいかも知れない。経営ごっこの感じが強く漂っ
ている。もちろん当の本人達は死に物狂いで金策に走り、企画を練り、各方面に頭を下げ
て会社を運営しているのであろうが。

 ミーティングの冒頭の挨拶で、辻野氏がひとしきり謝罪する。「ふがいない成績で申し
訳ありません」と。それはいい。問題はその次。「今日はみなさんからさまざまなご意見
を承ります。なにか発言はありませんか」と。 普通はまず、会社側として昨今の低迷の
原因の分析、それに伴う対策を明示し、その案に対して意見を募集するものだろう。ミー
ティングをするのであればレジュメの1枚ぐらい用意してたたき台をつくるべきだ。

 会社はなにを考えているのか。私にはまったくわからない。どういう理由でこの社員達
を選び出席させ、どういう権限を与えたのか。わからない。この後つづくサポ達の意見に
対し、辻野氏の言動は「貴重なご意見は私が責任を持って会社に伝えます」と。それに終
始して終了した。そうではない、辻野氏はどう考えているのか、その考えを聞きたいのだ。
参加した私にとってみれば、他のサポがなにを考えているのかはどうでもいい。

 ちなみに私の発言は下記の通り。
 「夢の島、甲府でサポーターがチームバスを囲ったが、チームはゴール裏サポータ
ーズグループとの間にホットラインを持っていないのか。持っているのであれば何故
活用できなかったのか、もっていないのであれば何故作ろうとしなかったのか、その
理由を教えて欲しい」。私はすぐに話あえるルートがあれば問題は起きなかったと考
える。

 これにたいする辻野氏の発言は以下の通り
 「そのご意見は私が責任をもってチームに伝えます」

 ・・・・質疑応答になっていない。(嘆息)

 単に伝えるだけならFポストに投函すればそれで済む。少なくとも会社の役員達は読む
と思う。そうではなく、出た意見に対してどう考えるのか、それを言うべきだろう。もち
ろん辻野氏にそんな権限などあるはずもないのは明白だが。

 権利と義務、この関係をチームは、そして他のサポーターはどのように考えているのか。
例えばサポーターズミーティングの定期化の話が出る。サポーターはできるだけ出席すべ
きだ、との見方がある。私はそうは思わない。もちろん参加するのはかまわない。与えら
れた議題に対しサポーターが意見を述べればすばらしいコミニュケーションがはかれるだ
ろう。しかし、それはまず第一にクラブがビジョンを示すことから始まるのだ。ビジョン
をみんなで考えよう、というのはプロ意識の欠如としかいいようがない。またそのミーティ
ングにサポーターが参加しないこと自体は本来何も問題はない。

 「みんなで作るみんなのクラブ」というのは「みんなで責任を負うみんなのクラブ」と
いうのと同義語だ。もしくは「みんな責任を負わない誰のものでもないクラブ」と言って
もいい。責任を取るというのは借金の返済不能時にかかわった人みんなでその借金を負担
するということだ。サポーターにはどういう責任があるのだろうか。何もないだろう。

 サポーターの義務とは観戦するときは金を払って見る、この一点につきる。それ以上の
ものでもそれ以下でもない。応援する義務だってないのだ。応援して欲しければ応援する
に値する試合を見せろ。もしくは応援したくなるような雰囲気作りをチームは行え、そう
いうことだ。

 チームを良くしたい。いいことだ。強くしたい。強くなればいいことだ。しかしその為
の方策をサポーターに求めても仕方が無いのだ。みんなが参加しないからチームは弱くな
りました、潰れましたというのであればみんなが参加しても結局潰れる。そういう責任の
意識がクラブにはない。あるいはサポーターも自覚していないところに横浜FCの最大の
問題点があると思う。

 チームがすべて考え、すべて責任を取る。それが大前提でありそれ以外のものではない
のではないか。それを遂行できないのであれば遂行する能力のある人間を見つけることが
クラブのやる最初の行動ということになる。

 横浜FCは開幕前、3ヵ年計画を提示した。それによると初年度は5位、翌年度は優勝争
い、翌々年度はJ1昇格だそうだ。それはいい。しかしそれを実現できる根拠はどこにあ
るのだ。実現できなければ誰がどう責任を取るのだ。責任を取る意識がないから大層な目
標を公言できるのではないか。責任の所在、目標を提示するのであればまずそれを明確に
して欲しい。それがあってはじめて・・・・チームの目標を後押しするためにサポーター
ズミーティングが意味を持ち、積極的に助けようという気持ちがおきるのだ。

 繰り返す。次回、サポーターズミーティングを行うのであれば、まずなにを聞きたいの
か。その問題に対してチームはなにを考え、どう行動を取ろうとしているのか。それを最
初に提示してほしい。責任を取る意識を明示して初めて信頼関係は生まれるのだと思う。

                          (2003.10.03)

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