ブンデスリーガの観戦も今日で最後。観る試合はブンデスリーガ2部の中で最大の観客動員数を誇る1FCケルン。というより何でこのチームが2部にいるんだ?と思うのだが。
ケルン・グラードバッハ・ニュルンベルグと昔は強かったのに・・と栄枯盛衰を感じる。もっともデュッセルドルフやエッセンと比べるとまだマシなのだろうか。
今日の試合は夜8時過ぎの開始なので観光をしようと思うのだが、あいにく今日は月曜日で博物館の類は全部休み。午前中はデュイスブルグに行ってMSVの練習見学、午後は市内散策。MSVのファンショップでユニフォーム、チームバッグ、特大サイズのぬいぐるみ、ステッカー、ペナント20枚を買い込み全部リティにサインをしてもらう(厚かましい)。宝物になると思ったが一ヵ月後に解雇とは・・はあ。うらめしい・・というか、逆にレアものになったのだろうか?もう入手不可だし。
ケルンに戻り、ユースホステルに投宿。ユースはライン川の川岸にある。フロントの兄さんの流暢で非常にわかりやすい英語に安堵を覚える。サッカー観戦をするというのはドイツ語と向き合わねばならない。ドイツは英語が通じるというのはウソではないが、正しくはない。少なくともサポーター、モギリの兄さん、売店の販売員などはまず通じない。現地である程度楽しむためには挨拶や身の回りの簡単な単語は覚える必要があると思う。
ラインエネルギエシュタディオンの行きかたは事前に調べたので特に迷わない。トラムに乗り、ニュルマルクト駅で乗り換え、電車で約20分。まあ調べなくても試合開始の数時間前からケルンサポーターが乗り込むのでついていけば大丈夫。
ケルンサポは騒々しい。「シャララーララー、ケ・ル・ン♪」と肩を組んで車内を蹴飛ばす。電車は小さなトラムなので揺れる。一般の乗客は慣れているのかひたすら無視。駅ごとにサポが乗り込んで来て車内は大合唱となった。
ある程度・・寛容な心をもって耐えながら(笑)、シュタディオン駅で下車、目の前に工事中の建築物があり、それがラインエネルギエシュタディオン、旧ミュンガースドルファーシュタディオンであった。昔の名前ほうがかっこいいのに。最近のドイツはスタジアムの名前を企業に売るケースが増えていて悲しい。「AOLアレーナ」など醜悪の極みで、よくハンブルグのサポが許したものだと思う。
|