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第1節 アレマ・マラン 対 川崎フロンターレ


(マラン:インドネシア)

第1日:成田-スラバヤ

ACL参戦記
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第1節 アレマ・マラン-川崎フロンターレ

第1日:成田-スラバヤ

第2日:マランへ(その1)
第2日:マランへ(その2)
第3日:決戦の日
第3日:アレママラン対川崎フロンターレ
第4日:クディリへ
第4日:ブラヴィジャヤスタディオン
最終日:さようならインドネシア

第2節 川崎フロンターレ-バンコク・ユニバーシティ

第3節 全南ドラゴンズ-川崎フロンターレ

第4節 川崎フロンターレ-全南ドラゴンズ

第5節 川崎フロンターレ-アレマ・マラン

第6節 バンコク・ユニバーシティ-川崎フロンターレ

準々決勝 セパハン-川崎フロンターレ

準々決勝 川崎フロンターレ-セパハン

ACL総括
 国際試合の公式戦を戦ってみたかった。毎年世界各地に行ってサッカーを見ているけれど、どれも観客としてであって、当事者としてではなかった。ヨーロッパの一流チームのプレーを見て感心したりあこがれたりすることはあっても、身を切られたり目を覆ったり、仲間と抱きついたりすることはなかった。現地のサポーターは目の前のプレーに喜んだり怒ったり泣いたり祈ったりしている。私はそれを引いた目で見ている。スタジアムの同じ場所にいつつも、私と彼らとの間には厚い壁がいつもあった。サポーターというもの、常に戦わなければならない。現地に行くたびにそう思っていた。



 2006年、川崎フロンターレはJリーグで2位に入り、アジアチャンピオンズリーグの参戦権を得た。天皇杯を優勝した浦和レッズ大先生様が、リーグ最終節でガンバ大阪を破っていただいたおかげ・・ではあるが、正々堂々とチャンスを得たことに代わりはない。ついにこの機会が来た。いま行かないでどうする。次にチームが行くときには私自身が海外に行ける身にあるとは限らない。無理をしてでもこの機会は逃したくなかった。全部行く。全部見る。そう決め、会社から休みをとった。第一節、まずはインドネシア・マラン遠征である。 

 3月5日、JAL725便は定刻より30分早くジャカルタに着いた。機外に出た瞬間、ムワっとくる暑さが私を襲う。予想していたとはいえ、この気温の中でサッカーをやるのは結構辛い。ジャカルタ空港は照明が暗く、国を代表するエアポートとは思えない。今日はスラバヤまで行くのだが出発は20時50分発なのでまだ間がある。とりあえず空港内の銀行で両替をする。2万円を差し出すと144万ルピアと景気のいい金額を返してくる。この現金とクレジットカードで4泊5日を過ごさねばならぬ。足りるのか足りないのか自分でもわからない。
 国際線の第2ターミナルと国内線の第一ターミナルは連絡バスで結ばれているはずだが、バスは来ない。乗り場もわからない。そして異様なほどタクシー・ホテルの客引きがしつこい。東南アジアとはこういうものなのか。めんどくさいのでタクシーに乗る。事前に値段を聞くと5万ルピア(750円)。アホかと思うがめんどくさいのでそのまま乗る。慣れてくれば相場はわかるがとりあえず移動したかった。ターミナル間での移動なら1万~2万ルピアが相場だろう。
 ジャカルタ空港の国際線もみすぼらしかったが国内線はもっとみすぼらしかった。裸電球の電飾がわびしさをかき立てる。私はエアアジアのカウンターを探し、インターネットで予約した際の予約コードを告げてチケットを発券した。目当ての飛行機は21時55分発。1時間のディレイ。スラバヤに着くのは深夜である。
 出発まで3時間。することがない。私はマッサージ屋を探した。東南アジアはどの国もマッサージが売りである。この空港にも絶対にあるはず。幸い探すまでもなくすぐに見つかった。値段を聞くとフルコースで2時間6万ルピア(840円)。私は思わず声を上げた。

安!!
 トロピカルドリンク飲み放題で2時間で800円は安い。日本で2時間マッサージを受ければ9000円はする。いや現地の平均月収が1万円程度なのだから決して安くはないのだが、日本人からすると非常に魅力的だ。到着以来、ずっとネガティブな印象しかなかったインドネシアだけど、これで一気に好印象に変わった。マッサージをするお兄さんは丹念にオイルを塗り込んでくれる。いいなあここ。移動の疲れもその前の仕事の疲れも溶けていく。至福の時間が過ぎ、搭乗時刻が近づいた。格安航空券なので座席は全席自由である。搭乗開始とともにみんな我先にと乗り込み、あっという間に席が埋まった。客室乗務員はひいふうみいと人数を数え、全員乗ったのを見届けると扉を閉めた。飛行機はすぐに動きだした。1時間遅れを30分遅れに短縮したことになる。全員乗ったから問題ないのだろうが、これっていいのだろうか。
 疲れたのですぐに寝る。もっとも飛行時間は1時間なのですぐにスラバヤ空港に到着。タクシーに乗り込み予約してあるホテルに向かう。30分ほど走って7万ルピア(約1000円)。予約したホテルは三つ星だけあって、風格のある建物である。値段はシングルで32万ルピア(約4500円)。ホテルの格にしてはお得な値段である。部屋は広くダブルベッドが置いてある。概ね清潔で満足したけれど、すぐに浴びたシャワーはいつまでたってもお湯が出なかった。食事をしていないので外に出て店を探す。ホテルの斜め前にオレンジ色のテイクアウトの店があった。店の名前は「HokaHokaBento」つまりホカホカ弁当である。何が悲しくてインドネシア入国後の最初の食事がホカなのかと思うけれどまあ良い。飯を食ってさっさと寝る。明日はマランに移動する。
続く
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