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第1節 城南一和 対 川崎フロンターレ


(韓国:炭川スポーツコンプレックス)

初日:悔しい開幕戦

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第1節 城南一和 対 川崎フロンターレ
初日
城南市へ
悔しい開幕戦
2日目
さようなら韓国

第2節 川崎フロンターレ 対 北京国安

第3節 川崎フロンターレ 対 メルボルン・ビクトリー

第5節 川崎フロンターレ 対 城南一和
前回からの続き


 チケットボックスの周辺に川崎サポーターが三々五々集まってきて適当にたたずんでいる。みんな知らない人ばかりだけど、外国で会う仲間なので挨拶程度はする。ビジターチケットは9000ウォン。(約750円)。非常に安い。JFLの前売り価格と同じでこれで採算がとれるのだろうかと思う。企業チームのあり方とか、自治体施設の使用料とか、そういうものが日本とは違うのかもしれない。


 城南スポーツセンターに来るのは2度目だが、スタジアムの雰囲気は前回とは大きく違っていた。スタンドの全周に屋根と防音壁がついていて、外が見えなくなっている。これなら雨の日も快適に観戦できるだろうし、声もよく反響するだろう。ゴール裏からバックスタンドにかけては柏の葉に似ている。ただし、メインスタンドの立派さや大型映像表示装置がある点はこちらの方が上だ。


 中に入ると50名程度の川崎サポーターがすでに臨戦態勢に入っている。私は何人かの知り合いに声をかけ、その脇に座った。普段はコアサポーターから離れたところに座ることが多いが、海外での試合はまったりサポだって戦わねばならない。


 試合開始1時間前だが城南サポーターが全くいないのが気になる。もっとも平日の午後6時だからまだ仕事中、帰宅中であっても当然なのだが、それにしても少ない。川崎ならば平日でももっといる。


 選手がアップに出る。今年入った稲本と小宮山に注目する。この二人の出来で今シーズンは決まってしまうと言っても過言ではない。鬼のように補強した名古屋と比べると、川崎の補強はこれでいいのか?と心配してしまう。まあ今となってはどうしようもないけれど。


 気温は暖かかった。着ている上着を脱ぎ、ピッチをみる。QUEENの「 WE WILL ROCK YOU 」ががらがらのスタンドにこだまする。気温と相まってなんともいえないヌルさがあった。試合前パフォーマンスで民族舞踊が披露されたがスタンドで一番人が固まっているのが川崎サポなのでしらけてしまう。うーん。


 試合開始5分前。スタメンの発表がなされても城南サポーターはまだいない。この国のサッカーは大丈夫なのかと他人事ながら気になる。よその国のリーグを心配するほど自分の国は安心してはいいないが、雰囲気としてやばいなというものはある。程なくしてACLのアンセムが鳴り、選手入場、そして試合開始。


 試合は川崎の攻勢で始まった。川崎の主導権を握っているのは川崎で、おおむね城南エンドでサッカーを進める。時折カウンターを食らうものの、怖くはない。元甲府のラドンチッチは図体が大きすぎ、迫力に欠ける。川崎が先取点をとれば楽になるなと思っていた。それは甘かった。


 点はなかなかとれなかった。ジュニーニョが開幕前に負傷して、代わりに入ったのが黒津なのだが、これがゴール前まで詰められない。連携の問題であるが、シュートを打ってもキーパーの正面、というケースが多く、点が取れない。点が取れないと前がかになっていく。それでも点が入らない。城南がディフェンスラインをしっかり作っていることもあり、仕方がない面もあるが、大丈夫かなあと思っていたところ、カウンターの一発が入ってしまい。先制点をとられる。最悪。しかも憲剛が担架で一時退場・・・大丈夫か?おい。


 なんだかなあ・・・・黒津のところでボールが収まって、そのまま得点を決めてくれれば川崎は相当優位に戦えるのだが、彼が受け取るところでボールをとられてしまう。センターの谷口と伊藤のポジショニングがかなりあやふやで、そこで城南を潰せないからペナルティエリアに切り込まれてシュートを打たれる。それはたいてい外れるのだが、これを繰り返せば決まってしまう。はあ。


 ハーフタイムでも流れは変わらなかった。パワープレーをやっているように見えるが、足が城南についていかない。そうしているうちにラドンチッチに決められ、2失点。試合は敗戦となった。正直、きつい。ジュニーニョがいなかったから、というのは間違いなくあるが、運動量で負けているので対策が見えない。前線でボールを持てるフォワードがいないと。


 選手が肩を落として戻ってくる。まだ終わってはいない。借りはホームで返せばよい。これからシーズンが始まるのだから。


 (続く
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