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この記事・写真は震災前のものです。2017年、スタジアム復旧後の記事は こちら をご覧下さい。
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 福島県、東京電力、日本サッカー協会、Jリーグが共同出資して作ったスポーツ施設。収容人数5000人のサッカー専用はそのまま国際大会に使用できる。他に芝生のグラウンド10面のほか陸上トラックからプール、宿泊施設まで何でもある。過剰スペックともいえるが、元々東京電力の各発電所建設の見返りに作ったものなのでこれは仕方がないか。

 スタジアムは陸上トラックがないので近くて見やすいが、ホーム側ゴール裏は崖、しかも高圧送電線つきという見ていてスリリングな環境である。

 芝生の状態は完璧ともいえるので観戦環境は極めて快適。福島の山奥なので空気もうまい。アクセスはかなり悪い。電車で来る場合は常磐線広野駅からタクシーで1500円程度。公共交通機関を使う場合、費用対効果を考えるとこれが一番使い勝手がよい。

 自家用車で来る場合は常磐自動車道広野インターから10分ほど。常磐道三郷インターから1時間30分ほどなので車でくるのならそれほど行きにくいところでもない。

 食事はホテルに飲食施設があるが、広野インター周辺にもコンビニエンスストアが散在するのでそちらで調達し、スタジアムに持ち込むほうが良いと思う。


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