千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)

　2005年10月16日にオープンしたスタジアム。略称は「フクアリ」。正式名称は「千葉市蘇我球技場」と言うが、オープン開始からフクアリで名乗っているのでそちらの方が通りが良い。川崎町という住所が示すとおり、元々は川崎製鉄の工場だったところである。千葉市が広域避難地を作るにあたり、2万人程度収容の球技場を作った。土地の有効利用としては賢明な施策である。

　新しい球技場だけあって、非常に見やすく作られている。湾曲したスタンドは最前列に座ってもピッチサイドが見えるように工夫したもので、2005年～2010年時にオープンしたスタジアムのトレンドである。敷地全体はスポーツ公園となっていて、他に人工芝のサッカー場(フクダ電子スクウェア)、土のグラウンド(フクダ電子フィールド)、野球場(フクダ電子グラウンド)、テニスコート(フクダ電子ヒルスコート)などが固まっている。ジェフ千葉の練習場もここにある。

　アクセスはJR外房・内房線蘇我駅から海に向かって徒歩10分ほど。一直線の道なので迷うことはない。駅からスタジアムまでの間にはいくつか飲食店があるので調達には不自由しない。スタジアム前には大型商業施設(GLOBO)できて食も充実してきた。

駅のスタジアムの反対側は市街地になっており、インターネットカフェからレストラン、ビジネスホテルまでなんでもある。

　自家用車で来る場合はＪリーグ開催時は駐車場がないので、その場合は千葉みなと駅周辺のコインパーキングに止めるのが賢明。