高槻市萩谷総合運動公園サッカー場

　京都市と大阪市のほぼ中間に高槻市という町がある。歴史好きには古墳の宝庫として知られているが、サッカーファンとしてはなでしこリーグ、スペランツァ高槻のホームタウンとしてのほうがなじみが深い。　そのスペランツァがホームスタジアムとしているのが荻谷総合運動公園サッカー場。総合運動公園だけあって、他にも野球場やテニスコートもある。

　アクセスが問題で山の中にあるので都市部のサッカー観戦のつもりで行くとかなり大変な思いをすることになる。通常ルートとしてはJR摂津富田駅から高槻市営バスで萩谷行きもしくは萩谷総合公園行に25分程度乗車し、萩谷総合公園で下車してそこから10分ほど歩く。サッカー場は公園の一番奥にあり、バス停は公園の一番手前にあって双方の距離は800メートルほど離れているので注意が必要。

　JR高槻駅からも萩谷行のバスが出ているがこちらは1日3本しかない。高槻駅から行く場合は関西大学行のバスが1時間に2本出ているのでこれに乗車し、終点の手前「月見台」バス停で下車する。バス停から反対車線に出ると前方右手に細い道があるのでこれを進むと800メートルほどで直接サッカー場の下に出る。行きはは上り坂で結構大変だが、道を把握しておけば帰りのバス便は1時間に2本なので荻谷総合公園バス停から乗車するよりも本数が多く早く帰れる可能性はある。検討してもよいかと思う。いずれにしてもこのサッカー場に行く場合は事前にグーグルマップなどでバス停の位置とサッカー場の位置を把握しておくことをお勧めする。知ると知らないとでは利便性に違いが出るグラウンドである。