明石公園陸上競技場(きしろスタジアム)

　2015年度よりネーミングライツが導入されたが2018年度、スポンサーが変更となり、「きしろスタジアム」となった。

　山陽本線明石駅から徒歩5分という日本の競技場としては稀に見る好アクセスを誇る陸上競技場。明石城の敷地内に野球場、自転車競技場など運動施設が作られていて、その施設の一環として陸上競技場がある。メインスタンドのみのシンプルな競技場であるが、スタンドが新しく、ピッチも手入れが行き届いていてなかなか気持ちがいい。

　一般の地方競技場は大抵が市立であるが、この競技場は県立。この差は非常に大きい。スタンドの収容人数も市立ならば1000人から2000人程度であるが、この競技場は5000人程度が収容できるほど大きい。普段は関西大学リーグと関西社会人リーグが行なわれるが、クラスで言えば、ＪＦＬよりも上、Ｊ2でも余裕であろうと思われる。少なくとも多摩市陸上競技場あたりよりは全然マシなので、こういう綺麗な競技場で全国リーグが行なわれないのがなんとも言えず惜しい。

　アクセスは明石駅をお城の方におり、堀を越えると運動公園に入る。陸上競技場は少し奥にある。駅の間近にあるが、少し歩くので買出しは駅前で済ませたほうがよいだろう。なお、メインスタンドは一般公道に面している。公道沿いに簡単な雑貨屋があるので簡単なものならここで手に入る。

　なお、最寄り駅は「明石駅」である。新幹線の停車駅は「西明石」なので間違えないように。