灘崎町総合公園多目的広場

　かって岡山市の南西部に灘崎町という自治体があり、その町営福祉施設として建てられたのが灘崎総合運動公園。その公園の中心施設、「ウェルポートなださき」という保養所の付帯施設として人工芝のグラウンドが一面ある。保養所の付帯施設と言っても更衣室や屋根付きの観客席を備えた立派なもので、フェンスに囲まれたピッチがメインの関東サッカーチームから見れば非常にうらやましく思えるグラウンドではある。しかもメインの「ウェルポート灘崎」は大浴場・サウナ付きトレーニングジム付きでプレーヤーにとっては非常に好都合ではないだろうか。試合後のアフターファンクションとしても好都合かもしれない。

　現在、灘崎町は市町村合併で岡山市に吸収されている。しかしこの灘崎地区は財政特区を申請・許諾されてており岡山市の中でも財務裁量権を持っている。地区民の福祉厚生施設としては年齢を問わず利用できるわけで、非常に良いハコを作ったと思う。

　アクセスは備前片岡駅から徒歩10分程度。それほど迷うことはないが、グラウンドはウェルポートの反対側にあるので始めてくる人は公園に到着後少しさがすかもしれない。食料の調達についてはウェルポート灘崎内にレストランがある。その他、灘崎町総合公園と道路を挟んで対面にあるサウスポートビレッジの横にコンビニ(ファミリーマート)がある。