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ガジャヤナ・スタディオン
(Gajayana Stadion )

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住所 マラン(インドネシア)
連絡先
アクセス マラン中心部(駅、ロータリー)からベチャ(自転車タクシー)で10分、1万ルピア程度
URL


 アレマ・マランのホームスタジアム。「ガジャヤナ」というのは昔、ジャワ島中部を支配していた王国の王様の名前。世界遺産のボルブドゥールはこの王国が作ったとされる。

 アレマ・マランはインドネシアリーグでも熱狂的なサポーターを持つ。「アレマニア」と呼ばれる彼らは平日の昼にも関わらずスタジアムを満員に埋め尽くす。ガジャヤナスタディオンの公式収容人数は2万5千人だそうだが、ACLでの川崎戦は2万8千人が入った。通常のリーグ戦では3万人は入るとのこと。いつか死人が出そうな気がするが大丈夫だろうか。

 等々力競技場よりずっと小さなスタジアムだけれど、これで公称2万5千人も入ってしまうのは、メインスタンド中央以外は立ち見席のため。この立ち見席に人が隙間なくギッチリと入る。

 ACLでの試合はアウェイ用に隔離席が設けられる。だから日本チームを応援するために来るのならば立ち見ではあるが、ゆったりとしたスペースで観戦できる。しかしそれ以外では覚悟が必要。

 もし通常のリーグ戦を観戦するならば極力早めに来てメインスタンドを確保したい。チケットが売り切れでも早めに入場して良い場所をキープしたい。石段とは言え、座れる。試合開始ギリギリになると入場できただけでラッキーと思わなければならない。入場した先で試合が観戦できるかとなると結構怪しい。ただインドネシア人は非常に親切なのでむげな扱いはしないだろう。

 チケットはACLのカテゴリー1で7万IDR(約1000円)だった。通常の試合はそれ以下だろうし、カテゴリーを下げればもっと安く買えるはず。ただし、値段と快適性のバランスを考えると高い席を買っておきたい。

 アクセスは市の中心部からそれほど離れてはいないが、マラン市内に疎いのならば積極的にベチャ(人力3輪車)を使おう。市のセントラルロータリーから1万IDR(約130円)。私はロータリー近くのホテルから朝の散歩がてら歩いていったが、ゆっくり歩いて30分ほどかかった。

 食事は試合時はマランのスタジアム前には屋台が並ぶ。清潔さはインドネシア標準。私はナシゴレン(1万IDR)を食べたが、特に腹はこわさなかった。
 食事で冒険をするつもりがなければセントラルロータリーに隣接したホテル(4つ星)で昼食を取ればよいだろう。アラカルトでお腹いっぱいに食べて10万IDR(1300円)程度。アルコールを入れると20万IDR程度。逆に言うとその程度。欧風料理もあるし中華、インドネシア料理もある。

 試合が終わって腹が減った場合はスタジアムからロータリーに戻る途中にピザハットのレストランがある。インドネシア上流階級の人たちで結構にぎわっている。ピザ1枚で3万IDR程度。

 マランに来る場合はスラバヤから高速バスが一般的な手段。エアコン付きで2万IDR(約260円)。約2時間。電車で来たいという奇特な人は3等各駅停車で4000IDR(約60円)。約4時間。ただし1日5本。JsGOALによると、スラバヤからタクシー貸し切りで日帰り8千円程度だそうだ。リスクを避けたいのならば一番安全な方法だろう。数人でシェアすればそれほど高価ではない。


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