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カミール・シャムーン・スポーツシティスタジアム
(Camille ChamounSportsCityStadium )

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住所 レバノン:ベイルート
連絡先
アクセス ハムラ地区からタクシーで10~15分(1万LP:7US$程)
コーラバスターミナルからタクシーで数分
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 レバノンの首都、ベイルートにある国立競技場。「カミール・シャムーン」とは同国の初代大統領の名前。2000年アジアカップ決勝が開催された場所としてよく知られている。この大会の決勝で日本はサウジアラビアを1-0で退け優勝している。収容人数5万5千人、そのすべてが個席で、レバノン政府が気合いを入れて建設したことをうかがわせる。

 あれからまだ10年も経っていないのだが、早くも老朽化の兆しが出ている。座席の所々が抜き取られていたり割れていたり。掃除もされていないようで、座席は埃が厚くたまっている。電光掲示板は壊れているのか、国際試合でも使用されなかった。

 スタンドの傾斜は申し分なく、まあ快適に観戦できる。ただトラックに加えて走り幅跳びのエリアを広く取っているのでかなりピッチが遠い。この辺は妥協しなければならない。

 アクセスは絶対にタクシーを勧める。市内中心部のハムラ地区からは1万SP(約7USドル)ほど。約15分弱。タクシー料金は交渉なのでこれよりも高くなることも低くなることもあり得る。どうしても安くすませたいチャレンジャーはセルビス(乗合タクシー)を利用する。こちらは2千SP(約1ドル50セント)程度。ただ、ダウンタウンの中を細々と走るので時間がかかる。1時間以上は見た方がよい。

 タクシーの運転手は概ね英語が通じる。極端にぼられることはないのでこの辺は安心。競技場の周囲はレストランが全くないので事前にホテルか繁華街ですませること。

 レバノンは落ち着いてきているとはいえ、イスラエルとは準戦時下であり、パレスチナ問題が内政に深く影響しているので治安には充分に気をつけたい。爆弾テロも発生するので、この国に行くかどうかは慎重に判断をしてほしい。

(2009.3作成)


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