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エスタディオ・Dr・マハド・マトス
(Estadio Dr Machado Matos)

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所在地 :フェルゲイラス(ポルトガル)
収容人数:約10,000人
行き方:フェルゲイラス中心部


ポルト中心部から北東部に70キロほど入ったところにあるフェルゲイラス市のスタジアム。FCフェルゲイラスのホームスタジアムで、Dr.マハド・マトスは人の名前かもしれない。

 1万人規模の、三ツ沢を少しコンパクトにしたような球技場で、サッカー専用であるが最前席には鉄柵がかかっていて、快適に観戦するのであれば少し上段の席に移動しなければならず、あまり見晴らしは良くない。

 典型的なポルトガル2部チームのスタジアムで、剥げかかった広告看板や雨ざらしの座席等が哀愁を誘う。ポルトガル2部はリーガ・デ・オンラ(名誉リーグ)と呼ばれているが、「名誉」の名の元に行なう公式戦としては少し寂しさを感じる。

 ポルトガルは沿岸部(ポルト、リスボン)と内陸部(フェルゲイラスなど)との間には経済格差というか社会格差のようなものが存在していてそれが輪をかけているのかもしれない。ユーロ2004が開催されたのは沿岸部が殆どである。バランスを図るためにも、もっと内陸部の都市にもスタジアムを作ればいいのにと思うが作ったとしても客を呼ぶ力が無いのかもしれない。

 ゴール裏は立見席があるが、私が行ったときは誰もいなかった。サポーターはバックスタンドの端に数人いただけで、この程度ならゴール裏にいる必要はないかもしれない。

 行きかたはポルトからバスで行く場合、ブラガ方面行きのターミナルから2時間半ほど。料金は4ユーロ50セント(約600円)。1日3往復程度で12時のバスが終バスなので注意。ユーロ開催前にギマラエンス行きの鉄道が開通しており、途中の駅からタクシーで行けばもっと楽に早く安く行けるはず。私が行ったとき(03年11月)とは交通事情が激変しており、行く場合は現地で確認したほうがよい。

 


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