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ハイバリー (Highbury)

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場所:ロンドン
交通:地下鉄ピカデリー線アーセナル駅前。ホーム反対側からは住宅街の中を通って10分ほど。


ハイバリースタジアムピッチその1

(05-06シーズンをもってハイバリーは運用を終了、解体されました。)

 イングランドプレミアシップの雄、アーセナルのホームスタジアム。正式にはアーセナルスタジアムという。収容人数は3万8千500人でチームの人気度から見るとかなり少ない。そのためクラブメンバーではない人が正規ルートでチケットを入手するのは非常に困難で、ダフ屋かブローカーから買うことになる。

 ハイバリーもオールドトラフォード同様、スタジアム周囲にダフ屋がかなりいてチケットの入手自体は苦労しない。私が買ったときのダフ屋価格はチャンピオンズリーグ1次リーグ、ゴール裏2階席で70ポンド。(約15000円)。日本人の感覚だとかなり高いが、正貨でも54ポンドなのでまあまあだろう。

 スタジアムは古色蒼然と言えるもので、壁・椅子・屋根とも古くて愕然とする。但し手入れは行き届いているので観戦自体は快適に行なえる。

 スタンドは伝統あるイングランドスタイルで、ピッチの四辺に平行して4つのスタンドがある。いすれも2階席。ノースエンドとクロックエンドの二つがゴール裏。サッカー専用なので見やすい印象があるが、ピッチサイドギリギリまで観客席が迫っているうえ、2階席の巨大な屋根が斜め下方に延びているので遠くのサイドラインが確認できないという問題がある。またハイバリーはオーロラビジョンを設置しているが、2階席後方からは見ることができない。またスタンドには柱が立っており、これも快適な観戦をジャマしている。

 食料品であるが、それぞれのフロアには売店があってソフトドリンクと簡単なチップスを手に入れることができる。アルコール類は売っているが、基本的にイングランド人は試合開始直前までパブや屋台で飲む。そのためイングランドのスタジアムは試合開始直前までガラガラである。これが少し寂しい。

 ハイバリーの特徴は住宅街の中にあることである。住宅といってもチェルシー地区のような高級住宅街ではなく、少しくすんだ家々の中にある。周りの住宅も白い壁に赤い屋根と、ハイバリーの色彩に併せて建てられているので違和感がない。住宅街の中に忽然とあらわれるスタジアムはやはり外国のスタジアムだなと感じさせてくれる。

 ハイバリーの老朽化に伴って、アーセナルは新スタジアムをハイバリーのすぐ近く、アッシュバートン地区に建築することを決めた。エミレーツスタジアムという名の国際標準の新スタジアムはたぶん快適な観戦が楽しめるだろう。しかし古きよきイングランドのスタジアムがひとつひとつ無くなっていくのは少し残念な気がする。


okuralaさんからの情報です(06.09.30)
 スタジアム内にアルコールは無いと書かれていましたが、イギリスのスタジアムは基本的にどこでも売ってます。ないと多分暴動に近い反対運動が起こるでしょう。ハーフタイム直前に人が流れ出るのは、ビール売り場に並ぶための人がほとんどです。ちなみにハイバリーメイン・バックスタンドは、スタンド端の階段の近くで売っていました。(指摘ありがとうございます。本文を修正しました。管理人)

 アーセナル移転後の予定は、文化財指定を受けているメイン・バック両スタンドは高級アパートになり、有名なあの大理石の階段・廊下は残ることになります。ノーススタンド、クロックエンド跡は、公営住宅が建てられるそうです。そのクロックエンドの時計が、旧スタジアムから唯一新しいスタジアムへと引き継がれています。ピッチのあった場所は、庭園になるそうです。

 新しいスタジアムはエミレーツスタジアムと呼ばれてはいますが、地元の人、ほとんどのファンは、建設計画中からの名前、アシュバートングローブと呼んでいます。

 アクセスは、スタジアムから歩いてける範囲(最長15分程度)にいくつかの駅があり、便利です。ロンドン中心部へと向かうバスも近くから多く、試合後最寄の駅を避けても、帰るのが遅くなることはありません。

ハイバリースタジアムピッチその2


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