わかの観戦日記 > スタジアムガイド > イングランドのスタジアム > トゥイッケナム(アリアンツスタジアム)
交通:サウスウェスタン鉄道運行、トゥイッケナム駅から徒歩20分程度
写真:2024年11月撮影 文章:2024年12月更新
イングランドラグビーの聖地、というより全世界におけるラグビーの聖地、と言ったほうが良いかもしれない。なにしろラグビーの母国の代表スタジアムである。大スタジアムの割には開催試合数が極端に少なく、文字通り夢のスタジアムであることは確かだ。2024年、ネーミングライツがついた。 収容人数は8万5千人。メインスタンドから見て右側のゴール裏のみ2層、後は3層のスタンドとなっている。2層部分は改装前の名残で、ここも現在改装に着手している。改装後は全3層になるのだろう。観客席の殆どは屋根に覆われ、その屋根も採光性を考慮して半透明となっている。客席に座ってみるとスタンドが明るい。傾斜も抜群で3階席最上部から見ても恐怖を感じることはない。スタンドの両端は防風板もついていて、雨が降ろうが雪が降ろうが観客にとっては何も問題が無い。こういうスタジアムの設計から見ると、横浜国際競技場も埼玉スタジアムもアメニティの点で大きく劣ると感じてしまう。この点が悔しい。 トゥイッケナムはスタジアムツァーに参加してみるとその凄さが体験できる。VIP席はRFUのパトロンとロイヤル席で占められ、ピッチと観客席を仕切る壁には何年の何月に○○王子がここから出入りしたという銘板がそこかしこに張ってある。年間何試合開催するのか分からないが、維持費だけでも相当なものだろうにと思う。ラグビー以外には使わせないのはこういう伝統を大切にしたいのかも知れない。この辺がFAカップからコンサートに至るまで使えるものには何でも貸し出すウェールズラグビーの聖地、ミレニアムとは違うところなのかも知れない。 トゥイッケナムへは地下鉄ノーザン線ウォータールー駅かヴィクトリア線ヴァークスホール駅でブリティッシュレイル乗り換えトゥイッケナム駅下車、徒歩20分ほど。キングスクロスなどの中心部からだと1時間ほどで到着する。トゥイッケナム駅を出ると右手のほうに道なりに進むと巨大なスタジアムが見えてくるので迷うことは無い。 トゥイッケナムにはカフェがあるが、試合日は入れる状態ではないだろうからロンドン中心部で腹ごしらえをしておいて、トゥイッケナム到着後は現地の屋台やパブで軽食をつまむ程度にしておいたほうがいいだろう。 スタジアムには博物館とショップがあり、イングランドラグビーの歴史をこれでもかと見せてくれる。ショップはおおよそ考え付くグッズはすべてあるのでラグビーマニアにはヨダレものの商品があるかもしれない。Tシャツなどは結構センスが良い。 |
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