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2014年2月22日(土)

貴州とは何処にあるのか?

観戦記

2月22日
貴州とは何処にあるのか?
4月12日
まずは桂林へ
桂林の夜
4月13日
不手際
 2013年、川崎フロンターレは3位でシーズンを終え、アジアチャンピオンズリーグの出場権を手に入れた。2010年以来4年ぶりである。当然、私も4年ぶりのACL参戦となる。対象地は中国の貴州、オーストラリアのシドニー、韓国の蔚山の3カ所。韓国や中国は何度も行っているので、行くとしたらシドニーかなと心に決めてマッチスケジュールを見た。


 表示されたスケジュールによると、シドニーアウェイは3月となっていた。商売柄年度末は極端に忙しく、休みは取れそうになかった。蔚山も3月なのでこれも無理。4月の貴州人和戦も勤務先の会社ではシステム稼働があり、調整が必要だった。

 とりあえず会社の上司・同僚と相談し、貴州遠征の許可は下りた。試合は火曜日夜に行われるため、前後の月・水を合わせて3日間休暇を取得すること必要だったが、なんとか確保できた。出国は土曜日とし、旅程は5日間とした。これだけあれば楽しめるだろう。久しぶりの長距離遠征である。

 
 問題は場所だった。貴州とはどこにあるのか?北京や上海だと日本から直行便も数多く飛んでいて、飛行時間も3時間と近く、気軽に行くことができる。しかし貴州は中国の奥地の方で、地図を見る限りベトナムとの国境に近い。北京や上海経由で行こうとすると、東京から中国に行くよりも中国国内での移動の方が長いということになる。ボーイング737のような小型機に3時間も4時間も載るのは辛い。

 いろいろと調べた結果、広州経由ならばそれほど国内移動をしなくてもよいことがわかった。広州は香港に近く、日本航空の直行便も飛んでいる。マイルを切って行く場合、北京も上海も広州も香港もみんな一律1万9千マイルで行けるので、広州まで飛んでいった方が何かと便利なのはわかった。本当は全日空の成都まわりのほうが便利だし、それ以外でも中国の航空会社はスターアライアンスに加盟しているところがあるのでそれを使えば貴州までマイルを切っていけるのでそちらを使いたかったが、私のカードはワンワールドなので日航を使うしかなかった。この中国線に限ったことではないが、ワンワールドよりもスターアライアンスの方がなにかと使い勝手がよく、悔しい思いがあるので、そろそろ切り替えを考えても良いのかもしれない。全日空は諸々の事情があるので使いたくはないのだが。

 まあ仕方がない。ネットを見ると、成田-広州線は往路復路とも残席「○」で予約は容易だった。試合が行われる貴陽市は町自体はそれほど見所がないので、世界的観光地の桂林経由で行くことにする。広州-桂林と貴陽-広州の国内線の便も予約し、出発日が来るのを楽しみにした。この時点ではまだシーズンの始まっていない2月22日。大雪の降り積もる夜だった。出発は2ヶ月後である。
(続く)
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